MLA第9版におけるAIの引用方法:ステップバイステップガイド
MLA形式でのAI引用
MLA第9版でAIを引用するには、まず引用符で囲んだ使用したプロンプトを書き、その後にイタリック体でAIツール名を続けます。さらに、バージョン番号、出版社(ツールを作成した企業)、生成日、およびURLを含めます。このガイドでは、プロンプトタイトルの特定、コンテナのフォーマット、および本文中引用の作成方法について説明します。
ステップ1:プロンプトをタイトルとして使用する
引用文献リストの冒頭には、AIツールに与えた具体的なプロンプトを記載します。プロンプトを引用符で囲み、タイトルケース(主要語の大文字化)を使用します。プロンプトが極端に長い場合は、生成された内容の簡潔な説明を代わりに記載してください。AIツールには人間の著者が存在しないため、タイトル(プロンプト)が引用の先頭に配置されます。これにより、読者はエッセイ内で引用またはパラフレーズされた内容が、どのような入力によって得られたものかを正確に理解できます。
ステップ2:AIツール名とバージョンを記載する
使用したAIツールを「コンテナ(Container)」として特定し、イタリック体で表記します。AIの出力はアップデートによって大きく変化するため、透明性を確保するためにモデルのバージョンを含めることが不可欠です。例えば、単に ChatGPT とするのではなく、 ChatGPT 4.0 のように指定します。ツール名の後にカンマを打ち、その後にバージョン情報を続けます。これにより、他の研究者が結果を再現したり、執筆時点でのツールの技術的限界を理解したりするのに役立ちます。
ステップ3:出版社と日付を記載する
AIツールを開発した企業名を出版社として記載します。ChatGPTの場合、出版社はOpenAIであり、Claudeの場合はAnthropicです。出版社の後に、コンテンツを生成した日付を続けます。MLAの標準的な日付形式(日 月 年)を使用してください。最後に、ツールのURLを含めます。一般的なログインページのURLを使用するか、ツールに特定の会話への共有リンク機能がある場合は、そのダイレクトリンクを使用します。
ステップ4:本文中引用を作成する
本文中引用(in-text citations)では、括弧内にプロンプトを短縮したものを記載します。AIツールにはページ番号がないため、タイトルのみが必要です。例えば、プロンプトが "Explain the impact of the French Revolution on modern democracy" であった場合、本文中引用は ("Explain the impact") となります。文章の中でAIツールやプロンプトに直接言及する場合(シグナルフレーズ)は、括弧による引用は不要です。本文中引用の最初の単語が、引用文献リストの項目の最初の単語と一致していることを必ず確認してください。
例:引用文献リストと本文中引用
### 引用文献リストの記載例
`"Summarize the themes of Gatsby" prompt. ChatGPT, 4.0, OpenAI, 14 May 2024, chat.openai.com.`
### 本文中引用の例
`AIは、緑の光が到達不可能な未来を象徴していると示唆した ("Summarize the themes")。`避けるべき一般的な間違い
- AIを著者として記載する: 著者欄に "ChatGPT" や "OpenAI" を記載しないでください。AIはツールであり、作成者ではありません。
- バージョン番号を省略する: AIモデルは頻繁に更新されます。学術的な誠実さを保つために、バージョンの記載は必須です。
- 指導教員の方針確認を怠る: 多くの大学ではAIの使用について厳格な規則があります。正しく引用したからといって、その使用が自動的に許可されるわけではありません。
- 誤ったURLを使用する: 公開された共有リンクでない限り、特定のチャットのURLは使用しないでください。代わりにツールのメインランディングページを使用します。
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